広告IDとは?結論|アプリで追跡される仕組みとリセットの意味

広告IDとは?結論|アプリで追跡される仕組みとリセットの意味

広告IDを「スマホの広告用会員番号」として解説。Cookieとの違い、VPNで隠れない理由、制限/リセットで何が変わるかを整理。

広告IDとは?アプリで追跡される仕組み

VPNを使ってるのに、アプリの広告が“自分向け”のまま…。

その理由のひとつが広告IDです。

広告IDは、ざっくり言うとスマホの「広告用の会員番号」みたいなもの。IPを変えても、ここが残ると「同じ人っぽい」が続きます。

   この記事で持ち帰れること

  • 広告IDの正体(何のための番号?)
  • Cookieとの違い/VPNで隠れない理由
  • 制限・リセットで何が変わるか(現実ライン)

広告IDとは?:アプリ広告のための“端末ID”の一種

広告IDは、スマホに用意されている「広告のための識別子」です。

アプリはこの番号を手がかりに、同じ端末の行動をつなげて、広告の表示を調整します。

たとえ 広告ID
広告の会員番号 同じ端末として識別する番号
ポイントカード番号 見た広告・反応した広告をつなげる手がかり

ここがややこしい所で、広告IDは「ブラウザ」じゃなくてスマホ本体寄りの情報です。だからCookieを消しても残りやすいです。

Cookieとの違い:ブラウザのメモか、端末の番号か

項目 Cookie 広告ID
主な場所 ブラウザ スマホOS(端末)
主な用途 ログイン維持/サイト内の設定/追跡 アプリ広告の最適化/計測
消しやすさ ブラウザで整理できる OS設定から制限/リセット

なので、VPNでIPを変えても、広告IDが同じなら「同じ端末の人」扱いが続きやすいです。

VPNで隠れない理由:広告IDは“あなたの回線”じゃなく“あなたの端末”寄り

VPNが変えるのは主に「通信の経路」と「IP(見える場所)」です。

広告IDは端末にある番号なので、VPNでIPを変えても広告IDは変わりません。

   よくあるズレ

  • VPNを使っても広告の“興味”が変わらない(広告IDが残っている)
  • アプリの判定が変わらない(端末の手がかりが多い)
  • Cookieを消してもアプリの追跡感が残る(広告ID側)

制限・リセットで何が変わる?:期待しすぎないのがコツ

広告IDには「制限」や「リセット」があります。

ただ、ここは誤解しやすいです。リセットしたら“完全に別人”になる、ではありません。

操作 期待できる変化 過度な期待NGな点
広告IDのリセット 広告の最適化が“やり直し”に近づく 他の手がかり(アカウント、端末特徴)でつながることも
広告パーソナライズ制限 ターゲティングが弱くなる方向 広告そのものが消えるわけではない

独り言:広告ってしぶといんですよね…。だから「一発でゼロ」より「減らす」ぐらいの期待値がちょうどいいです。

今日からのStep1〜3:追跡を減らす現実的な順番

   やる順番

  1. Step1:OS設定で広告のパーソナライズ制限を確認
  2. Step2:必要なら広告IDをリセット(広告最適化のリスタート)
  3. Step3:それでも気になるなら、アプリ側の追跡許可やログイン状態も見直す

まとめ:広告IDはアプリの“会員番号”。VPNとは役割が違う

  • 広告IDはアプリ広告のための端末識別子
  • VPNで変わるのは経路とIP。広告IDは変わらない
  • 制限/リセットは「減らす」「やり直す」方向で、万能ではない

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